東アジア政治経済研究会として台湾高雄市へ表敬訪問したことが記事になりました

今回は東アジア政治経済研究会のメンバーとして台湾の高雄市に視察と表敬訪問に行ってまいりました。

特に印象的だったのは高雄私立図書館で見た革新的な取り組みです。

Suicaのような交通カードを図書カードとして利用できるシステムは、利便性と効率性を大きく向上させています。

また、ブラインドデート方式と言って表紙を見せずに感想をメモ書きしたものを見せて本を選ぶアイデアや、本屋のような表紙展示方法は、画期的だと感じました。

さらに、図書館隣接の本屋では、講演に来た著者のサイン会が開催されるなど、読書文化の促進に貢献している点が印象に残りました。


また館内の説明の際、無線マイクとイヤホンを使用し、小さな声での説明でも聞き取れるような環境が整っている点も革新的でした。

荒川区でもこのような取り組みを是非採用したいと思いますので、後ほど決算委員会などで提案します。



ライトレールについてもフランスの技術を利用した環境に優しい運行システムが印象的でした。

各駅での充電システムは、都電荒川線のような伝統的な電車とは異なり、防災と景観の観点からも優れていることが学べました。


また高雄大学、日台交流協会、高雄市役所、高雄市議会にも表敬訪問いたしました。

高雄大学のヨウ先生は2019年の東アジア政治経済研究会の勉強会の際荒川区にお越しいただき5年ぶりの再会を果たすことができました。半導体分野で日本との交流を深めているお話をお聞きしました。



また大学も太陽光パネルを積極的に使って発電するなど、SDGsに貢献する大学の取り組み、

日台交流協会での台湾情勢など政治的な側面での学びがありました。


そして高雄市役所を訪問した際の「まさかの時こそ真の友」という高雄市副市長の言葉には深く心を動かされました。

この副市長の言葉は、日台間の友好関係の深さを象徴していると感じました。

東日本大震災時やその他多くの困難を経験した際、台湾の人々が温かい支援として義援金を送って下さり、大きな助けとなりました。国と国、そして自治体同士の交流を通じて、私たちは台湾との友好の絆をさらに強化し、深めていくことの重要性を改めて感じました。


高雄市議会では、歓迎してくださった鄭孟洳議員が同じ年齢だったことで、意気投合しその後もSNSで交流を深めております。

台湾でも政治の若返りが期待されているという事を知りました。

鄭孟洳議員のSNSの投稿を見るととても若い人から親しみやすい写真や投稿の仕方をされており、議員の在り方、政治を伝える上での表現の仕方が日本と同じように台湾でも変化してきている事を学びました。



この訪問を通じて、日台間の友好関係をさらに深め、互いの発展に貢献できる取り組みを模索することができたことを大変嬉しく思います。

高雄市で目の当たりにした革新的な取り組みは、荒川区の公共サービスの向上にも役立てることができる貴重な学びとなりました。

これからも、荒川区として高雄市との深い関係を築いていけるよう、今後の活動に活かしていきたいと考えています。


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東京都荒川区からの代表団が高雄市役所を訪問し、高雄市のライトレール建設に驚嘆し、高雄市の経験から学ぶことを希望した


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