全国女性議員政策研究会に参加しました

全国女性議員政策研究会に参加しました。

〜若者・女性に選ばれるまちへ、荒川区からできること〜

令和7年、全国女性議員政策研究会に参加し、「若者や女性に選ばれるまちづくりとは?」をテーマに、全国の女性議員と共に議論を深めました。私はD班の代表として「“困らない”が当たり前の街へ」をテーマに、3分間のプレゼンテーションを担当しました。


子育て、教育、医療福祉、防災など、ライフステージや性別によって直面する「困りごと」が多様化しています。こうした中、行政のデジタル化の遅れや地域資源の魅力不足も重なり、若者や女性が暮らしに希望を見出せない場面もあります。

そこで私たちの班では、プレコンセプションケア、不妊治療支援、おむつのサブスク導入、若者の居場所づくり、女性の起業支援、行政手続きのスマホ完結化、文化・観光施策の拡充、防災マルシェなど、多角的な提案を行いました。

加えて、三原じゅん子参議院議員からの講演では、こども家庭庁の予算(総額7.3兆円)の内訳や、保育士処遇改善(10.7%引上げ)の意義、支援制度が浸透していない実情への警鐘など、現場で求められている「見える化」の必要性も共有されました。

全国的には「こども家庭庁解体論」も取り沙汰される中で、制度の必要性を丁寧に説明し、荒川区でも一つひとつの支援が本当に必要な方に届くよう努めていきたいと思います。

また、ひきこもりや不妊治療、若者の自殺未遂など、心のケアを必要とする方々への「伴走型支援」の強化も急務です。特に、「プレコンケア」や「子ども若者自殺危機対応チーム」の活用など、国の制度を区でもしっかり活かしていくことが求められています。

今後も私は、当事者としての実体験や、女性議員としての視点を活かし、荒川区で“選ばれるまちづくり”を推進してまいります。

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