※AIで画像作成中なので、一部文字化けしています。
以下、討論内容
本日の質疑の中で荒川区では、教育委員会や区内の各学校が、現場の声に耳を傾け、主体的に働き方改革に取り組んでいると説明がありました。教員の負担軽減と子どもたちの学びの質向上に向け、前向きに取り組まれていることは高く評価すべきです。
しかし一方で、全国的な課題としては、教員の時間外労働の長時間化、
教師不足、メンタルヘルスの悪化といった深刻な課題がいまだ残されています。
また、実際に荒川区でも時間外在校等時間が長い教師も一定数いるという
実態は、改めて深刻に受け止める必要があります。
文部科学省の調査でも、過労や離職が増え続けている現実が示されています。
実際に文部科学省が2023年12月に公表した「令和5年度公立学校教職員の人事行政状況調査」によれば、2023年度に精神疾患で休職した公立学校の教職員数は7,119人で、過去最多を更新したそうです。
この状況を放置すれば、未来を担う子どもたちの学びの場が失われかねません。
教員の働き方改革は、単なる業務負担の軽減ではなく、子どもたち一人ひとりが安心して学び、夢に向かって挑戦できる社会を守るための、未来への投資だと考えています。
私たち自由民主党荒川区議会議員団は、引き続き荒川区が引き続き先頭に立って取り組みを進めることを期待するとともに、教員の働き方改革に主体的に取り組むことについて、
改めて求めてまいります。
以上のことから、荒川区では概ね対応が進んでいることを踏まえつつも、
全国的な課題である本陳情の趣旨は重要であると考え、趣旨採択といたします。
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