3月8日 国際女性デー × 女性の健康週間 〜未来のために、今できること〜
3月8日は国際女性デー」、そして3月1日〜8日は「女性の健康週間」です。
この期間は、女性の権利や健康、ジェンダー平等について考える大切な機会となっています。
しかし、健康は決して当たり前ではありません。
特に、女性特有の病気やがんについての正しい知識を持ち、早期に対策することが重要です。
女性に多いがん、知っていますか?
日本では 大腸がんが女性のがん死亡原因の第1位 であり、子宮頸がんは 若い世代の女性にも発症しやすいがん として知られています。
罹患数(2020年)
乳がん:91,531人(22.3%)
大腸がん:64,915人(15.8%)
肺がん:39,679人(9.7%)
胃がん:34,551人(8.4%)
子宮がん:28,492人(6.9%)
死亡数(2021年)
大腸がん:17,930人(16%)
肺がん:15,300人(14%)
膵臓がん:8,800人(8%)
乳がん:9,000人(10%)
胃がん:13,000人(12%)
年齢別
20歳~29歳
がん罹患数:男性1,734人、女性5,184人
主要ながん:子宮頸がん、乳がん
この年代では、女性特有のがんである子宮頸がんや乳がんの罹患が目立ちます。
特に、子宮頸がんは20代後半からリスクが高まるとされています。
30歳~39歳
がん罹患数:男性4,620人、女性19,415人
主要ながん:乳がん、子宮頸がん
30代になると、乳がんの罹患率が急増し、子宮頸がんのリスクも引き続き高い状態が続きます。
40歳~49歳
がん罹患数:男性16,089人、女性46,643人
主要ながん:乳がん、子宮体がん
しかし、大腸がん・子宮頸がん・乳がん、肺がん、胃がんは、定期的な検診によって早期発見・予防が可能 な病気です。
また、子宮頸がんの原因となる HPV(ヒトパピローマウイルス) はワクチンで予防できることが科学的に証明されています。
HPVワクチンは、 荒川区では女性だけでなく男性も接種可能 であり、将来の世代にわたって病気を減らすための重要な取り組みです。
「知らなかった」では、間に合わない。だから私は伝え続ける。
私自身、23歳のときに 子宮頸がん と診断されました。
若くして「がん」と向き合うことになるとは想像もしていませんでした。
もしもっと早く、HPVワクチンや子宮頸がん検診について知っていたら——
もしもっと多くの人に、がん検診の重要性が届いていたら——
「知らなかった」では、間に合わないことがある。
だからこそ、私は何度でも、伝え続けます。
荒川区の取り組み:あらかわ遊園ライトアップ🎡
荒川区では、女性の健康週間に合わせ、あらかわ遊園の観覧車を特別ライトアップ する取り組みを行っています。
「すべての女性が健康で笑顔でいられる社会へ」 という願いを込めたこの取り組みをきっかけに、多くの方が健康について考える機会になればと思います。
未来を守るのは、今の行動から!!!
・がん検診を定期的に受ける
・HPVワクチンを正しく理解し、接種を検討する
・女性の健康に関する情報を知り、大切な人と共有する
どれも「未来を守るための行動」です。
ぜひ、この機会に健康について考えてみませんか?
一緒に、未来を変えていきましょう。
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